9月8日の朝日新聞夕刊に「スキンテア」について
記述があるとスタッフが教えてくれました。
聞きなれない言葉ですが、
介護をしている上でよくある現象です。
高齢になると、
手や足に少しの刺激が加わるだけで
痣ができたり、皮膚が剥がれるほどの
傷になることがあります。
痣や傷の程度から介護者等は
「よほどひどくぶつけたのだろう」と判断してしまいがちですが、
実際はほんの少しぶつけただけということもあります。
特に、抗凝固薬(血栓を予防するため血液が固まるのを防ぐ)を
服用している場合は、
皮下出血が起きやすくなってしまいます。
予防法としては、
「皮膚に余計な刺激が加わらないようにする」ことが
最重要となりますが、
保湿ローションを使用して
保湿に心がけることも大事だそうです。
その際、クリーム状の保湿剤は
肌になじませることが刺激になり、
反対にスキンテアの原因になりかねないことから
ローションタイプもしくはスプレータイプが
おすすめとのことです。